1977-03-02 第80回国会 衆議院 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第2号
○大柴委員 一々条件がつくことが大変どうも不満でありますが、いずれにしても、わが国の選挙制度の中に公営度を深めていくというようなおつもりになっていただきたいと思うのであります。 第二の問題は、一昨年でありますか、やはり公職選挙法の改正の際に、これだけテレビが盛んになって、一軒の家でテレビがない家がないようなときになぜテレビを利用しないのか、福田一担当大臣に私は二時間にわたってこの委員会でいろいろ要請
○大柴委員 一々条件がつくことが大変どうも不満でありますが、いずれにしても、わが国の選挙制度の中に公営度を深めていくというようなおつもりになっていただきたいと思うのであります。 第二の問題は、一昨年でありますか、やはり公職選挙法の改正の際に、これだけテレビが盛んになって、一軒の家でテレビがない家がないようなときになぜテレビを利用しないのか、福田一担当大臣に私は二時間にわたってこの委員会でいろいろ要請
○大柴委員 総理大臣並びに担当大臣が、そういう金のかからない選挙法をやろうという気持ちだけあって具体がないということは残念でありますけれども、それはそれとして、それではひとつ各党理事間においてこの問題を進められるようあなた方としては検討しながら、以下二、三のことについて大臣の所見を伺っておきたいと思うのであります。 この間の選挙が終わりまして、自動車代が二十万円返ってくるとか、ポスター代が八十万円返
○大柴委員 新しく担当大臣になられた小川さんに二、三のことを質問したいと思うのでありますが、昨年私ども国会議員は、お互いに不愉快なロッキード事件というものを経験し、さらに総選挙があったのでありますが、まだまだわが国の公職選挙法は、あるべき選挙のあり方に向かって幾多の改革すべきことを持っているだろうと思うのであります。 それで私は、ロッキード事件のときに政党の幹部として反省したのでありますが、やはりこういうことが
○大柴委員 こういうものは、各党とも選挙の準備をするわけですから、選挙管理委員会へ通知をすると同時に、やっぱり各党にもやってもらう、こういうようにしてほしいですよ。われわれが聞かれたときに説明のしょうがないと言ってはおかしいのですが、そういう御親切さを持ってほしいと思います。 それで、各新聞店に協力を要請し、公正を期待するということでありますが、大体各選管に指導したことは、どういうような内容でありますか
○大柴委員 都道府県選挙管理委員会に通知をした。これは参考書とかこういうものを各政党とかなににも送って、こういうようになっていますということは言ったわけですか。われわれ、各自民党に対しても社会党に対しても、全然そういうことはいままで説明してないのですか。どっちなんですか。
○大柴委員 今度われわれ国会議員の選挙に、個人ビラの作成、配布ということが正式に認められたわけでありますが、私は、この個人ビラの新聞折り込みについて、二、三必要な点を自治省の方にお尋ねしたいのであります。 いままで新聞販売店の協会とか代表とか、そういうものといろいろ話し合ってきたようにお伺いしておりますが、その結果、何らかの形式で地方の選管に、新聞折り込みについては、大体こういうようなつもりでやりなさいというような
○大柴委員 そういう場合に、後の問題と触れますけれども、いま失対事業とか林道とかうまい関係でとりあえずそのバイパスというか軍道を一応通れるようにする、そういうような調査を政府関係でなされるとか東京都へサゼスチョンを行うとか、何かそういうことはできるのでありますか。
○大柴委員 そこで、あそこのトンネルを利用する人々は、あの横間の都道がちょいちょい通れなくなるので、たしか昭和十九年か二十年と思いましたが、軍があの横の方に作った軍道があります。恐らくこれは八丈島の町道だろうと思うのでありますが、それをバイパスにしたい、こういうような意向を持っているのであります。これはある程度お金がかかるだろうと思うのでありますが、どこか政府の機関でお調べになってこれをバイパスにしてみようというような
○大柴委員 十三号台風のために八丈島を襲ったこの風水害、非常にいろいろ八丈島は災害を受けたのでありますけれども、政府の関係機関の皆さんに大変いろいろめんどうを見ていただきまして、私の後からも地元の国会議員が質問をするのでありますが、地元の者としてまず最初に御礼を申し上げておきたいと思うのであります。 この際、私は四つくらいのことについて、政府の関係機関がどういうお考えをお持ちで何をしてくれるかということをお
○大柴委員 選挙における政見放送というものは、これからの日本にとっては、ただいま説明がありましたように、これがやはり主軸をなしていくのではないか。そこで、今後のことはしばらく後におくといたしまして、民放の方にお尋ねいたしますけれども、いままで政見放送をするために都合の悪いことがあったとしたら、一体何でありますか。こういうことは、そこに電波監理局長にもおいでを願っているし、選挙の最高責任者もおられるわけでありますが
○大柴委員 意思を徹底すると同時に、しかもその場で比較できるということが私は非常に大切だろうと思います。 それで、いままで政見放送に携わってきたNHK並びに民放の責任者の方にお尋ねいたします。まず、NHKの方にお尋ねいたしますが、政見放送の視聴率というのはどのくらいであるか、これは回を重ねるたびにふえているのか減っているのか、そのことと同時に、投票に際してテレビの放送というものはどのくらいの役割りを
○大柴委員 どうも参考人の皆さんには大変御苦労さまでございます。とりわけどういうわけか一時間半もお待たせしたのでありますが、私の方から陳謝を申し上げておきます。 私は本会議でも述べましたように、わが国のいまの選挙にとっては、政党に属する個人が政策を発表する、その場で有権者の皆さんはそれを比較することができる、このことが非常に大切だという不動の信念を持っている者であります。したがって、いまの日本の選挙
○大柴滋夫君 私は、日本社会党を代表し、ただいま提案された選挙二法について、この改正案では、自由民主党の諸君は御満足かもしれないが、国民の大多数は不満であり、とうてい納得できるものではない、この見地に立って、何がゆえに政府はこの糊塗的改正案でとどまったのか、その根本的考え方と、今後、もし、以下述べるような私どもの改正案が出されたなら、受け入れる用意があるのかどうか、抜本的な態度をお尋ねいたしたいのであります
○大柴委員 こういうようなことは公団内部でも相当問題になっていただろうと思うのですよ、争いでありますから。それを住宅局長なり大臣が新聞で知ったということがおかしいし、また住宅局長は、前々から知っているのなら、大臣に相談して何か手段を打つべきだろうと思うのでありますが、その辺のところは一体どうなっていたのでありますか。
○大柴委員 これは大臣、私どもは不幸にして新聞で知ったのでありますが、大臣もやはり新聞で知ったのでありますか。あるいはその前に住宅公団なり、関係部局を通じて知っていたのでありますか。どっちでありますか。
○大柴委員 公営住宅というか都営住宅のことについて質問する前に、先日読売新聞に載った東京都府中市の車返の公団住宅についてちょっと大臣に質問をしたいと思うのであります。 つまり十一年前に公団住宅の土地を買った。二年前からこれに建設をして、昨今これが完了し、畳も入った、ふろおけも入った。全部入居できるような状態になっているのであるけれども、肝心の甲州街道へ出る通路とか、電車へ出る通路が少しも約束を守られていないので
○大柴委員 あなたのおつもりと答弁だけはわかったのでありますが、一体閣議なら閣議で、いままでは一ぺんもやったことがない、こういうのが小泉君に対するあなたの御返事でありましたが、責任をもって、ひとついつまでに結論を出すかということをここではっきりしてくれませんか、どういうふうにやるんだと。素案であろうと原案であろうと、閣議じゃまだやってないでしょう、どうなんですか。
○大柴委員 そこで、日本の世論の一致したところは、政治資金の規制をどうするか、金のかからない公営選挙をどうするか、あるいはまた法外な金のかかる全国区の選挙をどうするか、あるいは言われているところの定数是正をどうするかというような、たいへんな懸案の問題を持っておるわけであります。この選挙の結果を見て、田中内閣はこれを直すことができないということで三木副総理は閣外へ出られ、あなたの盟友であるところの福田
○大柴委員 大臣にお尋ねいたしますが、この選挙が終わりまして、要するに金権選挙だ、企業ぐるみ選挙だという影響を受けて、東京電力をはじめ各ガス会社あるいは私鉄会社などが政治献金に対する取り扱いを一切やめたようでありますが、こういうことに対しては、大臣はどういう見解をお持ちなのでありますか。
○大柴委員 そうすると、いままでは紙もあった、石油もあった、いろいろあったのでありますが、いま御存じのとおり、学校の子供のわら半紙もない、それからまた帳面もないというようなときに、政党だけがこういうことをやっておって世間の指弾を受けないかどうか。それは政党ですから、何といったっておのおの力があるわけであります。こういう指弾を受けているというようなこと、そういうことに対してどういう見解をあなたはお持ちなんですか
○大柴委員 大臣、要するに政党機関紙あるいは機関紙の号外なんですよ。これは明らかに、常識的に見て、各党とも通常の発行、通常の配布を越えていることをやっているんですよ。こんなことはだれが何と言っても——駅でわれわれは、二年半なら二年半歩いていても、政党の号外などというものを見たことはあまりないけれども、選挙になれば毎たびそれが配られるわけですね。そのことがいいか悪いかということはしばらく問わぬにしても
○大柴委員 ただいま佐藤君から、非常に選挙に金がかかるという質問がありましたが、この際、大臣並びに政府の見解を聞いておきたいのであります。 ポスターがカラーになるとかベニヤ板を買うとか、いろいろのことがあるのでありますが、これは行き過ぎだなと思うことは、印刷物による政党の宣伝並びに候補者の宣伝であります。いま実際上は、何か政党のリーフレットが三種類許可されて、それが各家庭に配られているわけでありますが
○大柴分科員 ひとつどうか、日本も金持ちになったのだし、政府の方針も福祉国家というようなことを言っているのでありますから、できるだけ、一ぺんにはできぬだろうと思いますが、半分のところは六割あるいは来年は七割というように、その方向を急いでほしいのであります。 ただ一つ、ここでお尋ねしたいのは、まことにけっこうでありますけれども、近来、御存じのように私鉄の駅などは人がいなくて、まあいるところもありますけれども
○大柴分科員 したいんですか、それともしているんですか、どっちなんですか。
○大柴分科員 私は、身体障害者対策、とりわけ盲人について日本政府の恩恵がどのようなものであるか、そのことについて二、三の点をお聞きしたいと思います。 第一点は乗りものでありますが、例を東京都にとりますと、いま身体障害者、とりわけ盲人は東京都の乗りものはただであります。都バスあるいは地下鉄。国の乗りものは、いろいろの換算の基礎があるのでありますが、大体半額であります。私鉄もおそらく半額のようになっているのではないか
○大柴委員 対策でなくて、どういう結論が出るかということをお願いをしておきます。 それからもう一つは公害の問題でありますが、まだ厚生省の方はお見えになっておりませんね。じゃ後ほどにいたします。 先ほど申しましたように、いま東京の人口は大体千百五十万、県外あるいは外国から来る人を含めて昼間人口は大体千二百五十万ぐらいになるのではないか。一番大きな問題は、私はいまの東京にとっては水であろうと思います
○大柴委員 重大な影響があるだろう、それで緑とか公園とかをつくる、それはよくわかるんでありますが、どのような重大な影響があるかということを私は聞きたいんです。それで、御返事がないようですからいろいろ言ってもしようがないので、ひとつあなたのほうでも関係官庁とともに、ヨーロッパとかいろいろ進んだ国がありますからお調べになって、もしこのままで推移したら東京の子供たちは将来こうなってしまうであろうという確答
○大柴委員 私の質問したいことは、都市の過密をどうするかという問題であります。しかしその前に、皆さんよく御存じのとおり、私どもの住んでいる東京は千百五十万ぐらいの人口を持っているのではないか。それで非常な影響が出てきているのであります。たとえば公害、それから自然の喪失であります。 そこで、私が大臣に聞きたいことは、いま東京に住んでいるわれわれはほとんど自然というものに関係がないのであります。たとえばきれいな
○大柴分科員 こういう例があるのですが、横浜市の保土ヶ谷区に川辺町という、一種住宅約百五十軒くらいでありますが、ここで昭和四十六年、公開抽せん後当せん者の書類審査を行なったところが、ほとんどがこの入居資格がない。つまり給料を取り過ぎているということなんです。それでまた補欠者を呼んだところがこれもみんな給料を取り過ぎている。そこでやむなく再募集をして入居資格者をきめた。昭和四十六年であります。いまのあなたの
○大柴分科員 公営住宅の事務的な面からちょっとお聞きしたいのですが、いま公営住宅に入る一種、二種の所得制限というか、所得に関する資格というものはどうなっておりますか。
○大柴分科員 国で五カ所、その他の機関で七カ所、全部合わせて現在在学中の学生というか、その施設に入っている人はどのくらいいるか。わからなければ大体でけっこうです。 それから、その学校を卒業してあんま、はり、きゅう、そういうものに従事している人は大体どのくらいいるのでありますか。
○大柴分科員 小さいときから失明した人にはいろいろの職業があるとしても、中途で失明したこういう人に向かって、国は福祉政策上どういうような職業を与えるように指導しているのでありますか。
○大柴分科員 いまこの日本に失明者が大体二十五万七千人いるといわれているのでありますが、そのうち十八歳未満の親がかりの人、あるいはまた、六十歳以上で働けない人を除いて、どうしても働かなければいけないというような人は大体何%ぐらいいるのでありますか。
○大柴委員 私は軍隊にあまり行っていないからよく知らないのですが、ああいう銃に剣をつけて歩哨が警備をするとか、憲兵が警備をするというときには、一つの規定があるはずだと思うのです。ただ持っていたカービン銃で押したわけではないのです。明らかに剣をつけて、その剣の先によって安里さんなり労働組合員が傷ついている。あの剣をつけるというような規定か何かあるはずだと思うのですが、あなたのほうは、それはどういうような
○大柴委員 ちょっと関連して。いまの問題ですが、憲兵が銃の先に剣をつけているわけですが、あれには一つの規定があるだろうと思うのです。過剰警備というけれども、あれはやはり警備の一つなんでしょう。外務省なら外務省で知っている範囲においてお答えいただきたいのですが、これは明らかに間違いですか。そこはどういう見解ですか。
○大柴滋夫君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま提案されております外務委員長北澤直吉君の解任決議案に対し、賛成の討論をいたすものであります。(相手) 政府・自民党は、この国会において国鉄運賃値上げ法案をはじめ、総定員法案、地方公務員定年制法案、それに国会史上全く例を見ない七十二日間という大幅な会期延長を一方的に強行するなど、暴挙に次ぐ暴挙を続けてきたのがこの国会の特徴であります。このために
○大柴委員 若干の見解の相違がありますから、先へ論を進めますが、要するに、大陸には中華人民共和国ができているわけであります。そうしてわれわれの判断によれば、この大陸にある中華人民共和国の政権の安定度あるいは経済の成長、そういうものから判断するに、中華人民共和国は将来国力が発揚し、だんだんりっぱな国となるとか、強い国となるとか、いろいろ判断がありますけれども、よいほうへは向かう、そうして悪くなっていくということは
○大柴委員 アメリカとも戦争をやっておりますし、あるいは朝鮮、いろいろ関係があるのでありますが、特にこの百年、人を殺すとか家を焼くとか、あるいはもろもろの面において中国の大衆に日本民族はたいへん迷惑をおかけしている、私自身はそういう反省を持っているわけでございますが、大臣は、そういう反省にはいろいろの事件があったというだけで、そういう反省はお持ちにならないわけでありますか。
○大柴委員 過般北京において結ばれた古井さんと中国の代表との覚書貿易の共同コミュニケに対して、若干の質問をしたいと思います。 まず内容に入る前に、中国と日本との間の原則的な問題について、外務大臣に質問をしたいと思うのでありますが、考えてみますと、この百年に、いま日本では明治百年とかいろいろいわれているのでありますが、日本と中国との間には幾つかの不幸な戦争があったろうと思うのであります。日支事変、あるいは
○大柴分科員 時間がないので、その条件というのを、恐縮ですが、資料として私の手元へ後日でも出していただきたいと思います。 そこで運輸省の方にお尋ねしますが、その条件というのは譲れないものでありますか。あるいは先ほど言ったような国の必要とか防衛庁の施設上必要だというのであれば、伸縮自在のものなんですか。 〔倉成主査代理退席、楢崎主査代理着席〕
○大柴分科員 それをもう少し具体的に願いたいのです。あなたのほうでは三つぐらいの条件を出しているわけです。一つは高度、それからもう一つはさっき言ったように射爆場の予定地をずらせ、それからもう一つは米軍機の航行を日本側の管制下に置くこと、こういう条件を提示しているようでありますけれども、これは提示しているのですか、いないのでありますか。
○大柴分科員 茨城県にあるアメリカ軍の射爆場が新島に移転をされるといううわさを聞いておりますので、そのことについて四点ばかり御質問をしたいと思います。 運輸省の航空局の方おられますね。 二月十五日のある新聞によれば、こういう記事が書いてあるわけであります。「羽田空港や成田空港へはいる航空機が混雑した場合、着陸指令がでるまで旋回して待機するための“空の待合室”の位置が、それぞれ新島の射爆場の危険区域
○大柴委員 これは提案までの過程において、新聞紙上伝えられるところによりますと、与党の何らかの機関を通して出されていると思うのでありますが、いかがでありますか。
○大柴委員 第一に、この法案に対する政府の政治姿勢についてお尋ねをしておきます。 第五次選挙制度審議会の発足総会に出席した総理大臣は、こういう発言をしておられるのであります。「現在各方面から政治のあり方に関して批判がなされているが、私としても強くその責任を痛感している。その改善をはかるため、進んで政界の浄化と金のかからない選挙の実現に積極的に取り組んでいく考えである。本審議会で政党の近代化と選挙の
○大柴委員 たとえば社会党なら社会党が、山梨県と長野県なら長野県を一人の候補者に割り当てた。こういう場合に、長野県と山梨県へ十万枚ポスターを全部張っていっても、これは事実上選管も警察も、趣旨には違反しているけれども、法律的な何らの措置もとることはできないでしょう。
○大柴委員 そうすると、あのポスターはたしか一県一万二千枚、衆議院の選挙区を増すごとに五千枚ずつ張れる、こういうようになっているわけでありますが、たとえば東京なら東京に——東京でなくても、山梨県でもよろしい。山梨県は一万二千枚でありましょうが、それは十万は張らなくても、五万枚張ってもわからないでしょう。わからないことはどうやって識別をしますか。
○大柴委員 関連。実務的なことでありますが、参議院の全国区のポスターのことであります。たしか十万枚となっておりますが、あれは中央選管が検印をして、各県に張る場合にはまた県選管も検印をするのでありますか。その辺のところはどういうふうになっておりますか。
○大柴委員 そういう数字は計算上出るだろうと思います。昨年上がったのは、おそらく米とあれだけだろうと思います。ところが今年度は、鉄道運賃も上がる、郵便料金も上がる、ほかの健康保険も、もし改悪案が通れば上がるということになって、どんどん上がってくるだろうと思いますが、何か物価の値上がりを押えるために、公共料金をどうしようとか、そういう議論は、閣議あたりでないわけでありますか。
○大柴委員 郵便料金は〇・一六あるいは一七とすると、ほかの、たとえば米とか鉄道運賃あるいはいろいろの比率というものは、郵政省としては、あるわけでありますか。
○大柴委員 郵便料金の値上げの法律の改正が出ているわけでありますが、諸物価が高くなっているときに、いろいろこういうような処置になるということはわからぬでもない。というのは、私どもの党に所属する大阪の市長とか横浜の市長も、また電車賃の値上げなどということを言って、社会党本部に来ておるわけです。実際問題としては、そういう市の市長というよりも、いろいろなオールマイティの権力を持っておる政府が、こういうように
○大柴委員 私はしばしば申し上げているように、方向を聞いているわけであります。現在どういう状態にあるかということはわれわれも知っているし、あなたも知っているのだろうと思います。つまりこれが日本の沖縄県として、一日も早く日本に帰ってほしい、そういう方向においてすべてのことをやっているのかどうなのか、その方向を聞いているわけです。
○大柴委員 そういうテレビの設置とかいろいろ積み上げていくという方針はよくわかるわけでありますが、要するに日本の一部である沖縄が、沖縄県として日本に復帰するということを望んでいる態度でそういうことを行なっているのかどうなのか。あるいはいうところの何か安保条約が固定的にあって、あのような不幸な関係が長引くような関係においてやっているのかどうなのか、方向は一体どうなんですか。
○大柴委員 NHKに関するいろいろの問題を聞きたいわけでありますけれども、私はNHKというものは、できるだけ多くの日本人によい内容のものを安い料金で見させるというか、聞かせるというか、そういう使命があるだろうと思うのです。昨年私はそういう問題で、党の代表として沖縄へ参ったわけでありますが、この沖縄におけるテレビのことを聞く前に、一、二沖縄に対する基本的なものの考え方について、郡郵政大臣にお尋ねしておきたいと